カウンセリングは時に、喪失を聴くことと紹介されます。 この表現は、カウンセリングの全てを含んでいるとは言わないまでも、かなり納得のいく表現として聞こえてきます。 喪失とは 喪失と言うと、誰かを亡くした後の体験を思い浮かべ…
カウンセラーはCLが日常で出会う人々に支えられている
カウンセリングでは、週に1回50分、ないしは、隔週、月1回などのように、相談者に合う時間は限られています。 仮に1年間、毎週50分ずつお会いしても、40時間です。それは、2日程度に過ぎません。 もちろん、50分1対1で話…
被動感と主動感
我々は、何かの越えがたい課題に直面した場合、それをどう体験するでしょう。 職場、学校、家庭などにおいてそれらと遭遇することが人生の中には起き得るものです。 その課題の大きさや強度によっては、時に、諦めたり、投げ出したりも…
自然な事
カウンセリングを勉強する中で得た視点ですが、人間が生活する中で、いろいろと物事には付加されていったことがあるようです。 それは本来の意味からはずれていたり、本来のものより使いやすくなっていたりと様々です。時に、この付加が…
カウンセリングは、母親の私だけが行って娘や息子のことでも相談できるのですか?
カウンセリングはお越しになった方の時間と捉えることができると考えております。 そのため、お越しになられた、例えばお母さんが自分の息子や娘の事について話し合う場という意味でカウンセリングは成立する場合があります。 母親だけ…
臨床心理士は5年ごとの資格更新制を採用して専門性を担保している
臨床心理士にせよ、何かの専門的資格を取得するにはそれなりの勉強や時間を要するものです。 ですが、資格を取得した後はどうなるのでしょうか? その後の専門性の維持や向上は、個々人任せなのでしょうか。 臨床心理士に関しては5年…
カウンセリングには費用もかかるため、ペースはよくご検討いただいて決めている
カウンセリングは通常費用がかかります。そのことも含め、当オフィスでは、回数やペースをご提案することはあっても一方的に決めることはありません。 ですが、一般的にはどのくらいなのか、あまり間を空けては結果が出ないのでは?など…
愚痴を言う相手はよく選んで細心の注意を払う
もし主婦の方が、何かの不平を感じている時、環境を変えようとかそういう話ではなく、愚痴を言いたいと思ったときに、それを話す相手は、どなたということが多いでしょうか。 主婦の場合、旦那さんか、ご近所の方、古い友人、ママ友、子…
会議では叩きのめされる。集団の恐ろしさ
人間誰しも、自信を持てない部分を多少は持ち合わせているものです。 例えば、活発にしゃべることが苦手な人もいれば、引っ込み思案な人もいます。 時に、集団内の人間関係において、これらを非常に問題視して取り上げようとする人が現…
家族の事ばかりで自分の事を考える余裕がない
独身生活と、結婚後の生活の違いの一つに、自分ひとりの希望や考えだけで物事を決められないということが挙げられると思います。全てがそうではあると言えませんが、少なからずそういう面があるのではないでしょうか。 いつもなら外出先…