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心理臨床オフィスまつだ

もし宝くじが当たってしまったら誰かに言いますか?

筒抜けですから 人間関係の悩み

愚痴も人には話しづらいこともありますが、良かったと思える話題でも人には言いにくい場合があります。

家庭内であれば何気なく話題にできることでも、外では話せないこともあるものでしょう。

もしも宝くじが当たってしまったら大変かもしれない

例えば、宝くじが当たってしまった場合、喜びの反面、動揺も伴うでしょう。1億円ものお金が急遽手に入ることになったら、穏やかにしてはいられないのではないでしょうか。

また、その使い道についても迷うものがあります。宝くじは当てるつもりで買っているとは思いますが、実際あたってしまうとどうしていいかわからなくなりそうです。

そこで、自慢したい気持ちもあるかもしれませんし、迷いを相談したいという気持ちも生じるでしょう。

うっかり話すのは怖い

ですが、うっかりそのことを近所の人に話してしまったならば、たちまちにその噂は広がってしまうような気がします。

自分自身の人生を振り返っても、宝くじが当たったということを堂々と語った人は一人もいません。あそこの売り場で1等が出たという話は複数確認しているのですが、「私が当たった」という話は一向に聞こえてきません。

もしかしたら友人たちの中には、宝くじを当てていた人がいたのかもしれません。

このような時には、親戚が増えるとか、疎遠になっていた人たちから次々に連絡が来るなどという話を聞きます。あれは実話なのかもしれません。

関連資料:宇治拾遺物語 夢買ふ人のこと ※古典に学ぶところがあります。読めませんが。

1億円の使い道

もしも1億円ものお金を手にしたら、どのような使い道を考えるでしょうか。1億円あれば家を建て替えることもできれば、世界一周旅行もできます。満漢全席を頻繁に食べながら旅行を続けても使い切ることは難しいでしょう。

車を買おうと考える人もいるように思います。しかし、あまり目立つ車を購入すると、それだけで周囲の人からは注目が集まってしまいそうでもあります。やはり人知れず、高級料理などに費やす方が無難でしょうか。

中には、環境保護等の活動をされている団体へ寄付を考えるというひともあるでしょう。全額とは言わずとも、半額、三分の一程度を寄付するのです。また、親類の間にだけ秘密を打ち明け、分配するという人たちもいるでしょうか。宝くじの受け取りそのものを辞退する人もひょっとすればいるかもしれません。

たくさんの迷いがあると思いますが、しかし、なかなか人には話しにくい話題であるところが非常に苦悩を生みそうです。そんな相談をされても、自慢にしか聞こえないという人もあるでしょう。

やはり人には話せない話が存在する

こうして考えると、やはり人には話せないことというものは結構あるようです。それは愚痴のような話であっても、宝くじのように喜ばしい話であってでもどちらでもこういう状況が起きるようです。

主婦の方々は、人知れず人には言えないことを、呑み込んでいる面があるのかもしれません。人知れず、このようなことに悩む様子はどこか孤独との戦いにも見えます。

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