アルフレッド・アドラー

オーストリアのウィーンに生まれる。1895年にウィーン大学医学部を卒業。

当初は、内科、小児科医として開業していたといわれている。その後、フロイトの夢判断を読む彼に影響を受け、精神医学を学ぶようになった。そして、フロイト等と共に、学ぶ機会を得て、精神分析運動の中核的人物へとなっていった。

フロイトとは、良好な関係の中で活動を続けていたが、後に対立し、決別した。

  • 個人心理学

アドラーの理論は、個人心理学と呼ぶようになり、精神分析とは別な道を辿った。後に登場するロジャーズらの人間中心学派に近いものをもつとする指摘もある。

  • 劣等感

アドラーの個人心理学では、劣等感を取り上げている。劣等感に関する理論はニーチェの考えなども取り入れ完成されていった。これはアドラーの初期の仕事とされる。中期には人格理論、後期には共同体感覚がテーマになっていたようである。

アドラーについてアドラーの理論は、変遷していくが、背景には一貫して人間性への信頼があるといわれる。

現代の日本では、アドラーが注目を浴び始めている。それまでユングとフロイトは多くの人に知られることがあっても、なかなかアドラーの名前を知る人は少なかったが、各種メディアが取り上げたこともあり、多くの注目を集めている。