カール・ユング

ユングはスイスの心理学者で、分析心理学で知られています。(日本においては、ユング心理学とも言う)ユングは元々、フロイトのもとで学んでいましたが、途中から活動を別々にしています。フロイトに出会う前は、チューリッヒのブルクヘルツリ病院で、オイゲン・ブロイラーのもとで学んでいました。

フロイト同様に、心理学や医学の世界に留まらず、宗教学や民族学などの分野にも彼の活動は影響力を持ってきました。

  • 集合的無意識

フロイトが、無意識を個人レベルのことと考えていたのに対して、ユングは、人類普遍のイメージがあるのではないかと考え、個人的無意識のさらに下層に、広大な集合的無意識の層を考えました。

  • フロイトとの相違

根本的には同じことに繋がるのではないかとの考え方もされるようになっているようですが、ユング心理学の特徴としては、「目的論的」であることが挙げられます。

  • 日本への紹介

ユングの紹介日本へユングの心理学が本格的に紹介されたのは、1960年代後半に河合隼雄氏が帰国した後のことです。河合氏はスイスでユング心理学を学び、日本人ではじめて、ユング派分析家資格を取得しました。

当時の日本では、人間中心学派(ロジャーズ他)が頻繁に勉強されている最中であったと言います。