バラス・フレデリック・スキナー

バラス・フレデリック・スキナー Skiner,Burrhus.Frederic(1904-90)

※アメリカのペンシルバニア州に生まれる。ハーバード大学で心理学を専攻した。1948年には同大学で教授になった。

スキナーは、非常に影響力の大きい心理学者です。

心理学を学び始めると、必ずと言っていいほど、登場する人物で、新行動主義の代表的人物として数えられます。

行動主義は、ワトソンにはじまりますが、実験分析により、新たな展開をもたらしました。

オペラント条件付け

パブロフの名前を聞いたことのある人は多いと思います。中学生の理科の教科書辺りにも登場する人物で、パブロフの犬と言えば、ピンと来る人もいることでしょう。

パブロフはレスポンデント条件付けと呼ばれますが、スキナーは、オペラント条件付けと関連深い学者です。1950年代後半までに、スキナーは実験的行動分析を確立しました。

オペラント条件付けと、レスポンデント条件付けの相違は、「応答的」か「自発的」かという点です。この点の整理はよく混乱するものです。

スキナー箱

スキナーボックスのネズミの代わりスキナーは、スキナー箱(skinner box)と呼ばれる実験装置を考案しました。別名をまさに、オペラント条件箱と言います。

心理学のテキストに、ネズミがレバーを押して、餌を出すというイラストを見かけると思います。そのイラストがスキナー箱を指しています。

はじめは偶然レバーを押して餌が出ますが、経験を通して、レバーを押せば餌が出ることを学習し、一連の行動が形成されてゆきます。

スキナーは、これらから分析を行い、やがてその行動の法則、理論を人間にも応用しました。

「行動療法」という用語を初めて用いたのはおそらくリンズリーとスキナー(1953年の報告)であったようです。(提唱化したのはアイゼンクで、1960年の「行動療法と神経症」で名称が広まったという)