臨床心理的地域援助

臨床心理士の専門性は大きく分けると、4つに分類されます。その中の一つに臨床心理的地域援助が挙げられます。

個別のカウンセリング(心理面接)では、個人を対象とすることがほとんどですが、臨床心理的地域援助では、学校、職場、地域などの単位を支援しようとします。

例えば、ある職場に従事する臨床心理士が、パソコン使用による、目の疲れや、肩の凝りが目立つことを職場の管理職から相談を受けたとします。多くの職員がパソコンによる負担を我慢している中で臨床心理士の専門性から何かの支援ができないかと相談を受けたわけです。これは臨床心理的地域援助の活動に含まれると考えられます。

直接的な支援方法としては、リラクセーション法の講習会などを企画・開催するなどが考えられます。

リラクセーション法は、個別の面接の中でも用いられることがあり、その応用で、一般社員にも役立ててもらえる可能性があるものです。例えば、自律訓練法や、漸進的筋弛緩法を背景に、講習のプログラムを練ることが可能です。

このような実践を通して、従業員の間で、パソコンで疲れた時は、講習で覚えたリラックス法を試してみることにしている、などという変化が得られるかも知れないわけです。

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