セルフケア

ストレスマネジメントの勉強会や研修会に参加すると、その場ではリラックスできたり、何かを得たような気持になることは稀ではないと思います。

しかし、それが日常生活へ戻った後忘れてしまうということも十分あると思います。

ですが、ストレスマネジメントもしっかり学べば、セルフケアとしての活用が可能になっていく可能性を持っていると思います。例えば、就寝前に一日の緊張をやわらげようと漸進的筋弛緩法を行うなどがそれにあたります。これにより、熟睡感が増したりしたらそれは立派なセルフケアと呼べるのではないでしょうか。対人援助職の人が活用することにも意義があると言えるでしょう。

筋弛緩法でセルフケア

少し詳しくセルフケアの方法を考えてみたいと思います。漸進的筋弛緩法を学んだならば、それを日常生活の中でどのように活用できるものなのでしょうか。

我々は、運動前に簡単なストレッチをして体をほぐす習慣を体育の授業などを通し身に着けていると思いますが、ストレスのセルフケアについても、そのように日常へ浸透していくものなのでしょうか。

実態がわからなかったストレス

まず、屈伸や前屈をしたら体のどの辺が伸びるだろうかということを我々は概ね理解して運動前の体操を行っています。しかし、ストレスのケアとなると、はじめはイメージがつきにくいものです。

そこでストレスマネジメントの研修を終えると、ストレスはどうやら体の緊張として表れてくることが体験的に学習されます。よって、リラックスできるような方法がセルフケアに使えることが理解されていくわけです。

このように考えると、漸進的筋弛緩法の存在意義も強くなってきます。もちろん、入浴やゆっくりするような時間もセルフケアの機能をもっていますが、その中でも漸進的筋弛緩法は専門的な方法であると言えるのです。

1日1回の漸進的筋弛緩法

漸進的筋弛緩法は、職場の片隅でも実施可能な方法ではあります。もし職場で実施可能ならば計画の中に組み込んでも良いと思います。しかし、実際には難しいこともあるでしょう。

上記でも挙げましたが、就寝前に一通りの方法を実施してから眠るのは悪くないように感じます。自分の部屋で行えば、途中で声をかけられたりせず、まとまりのあるリラックス感を得られるのではないでしょうか。

1日必ず3回は練習するなどという風に義務にすると苦しくなってしまわないでしょうか。毎日とはせずとも、3日に1回とか、熟睡したい日などと自分なりの使い方もあると思います。その方がまさにセルフケアとしての意味合いは強くなるのではないでしょうか。