スクールカウンセラー

1988年に臨床心理士の資格制度がスタートして以来、臨床心理士としての活動は、徐々にその活動の範囲を広げて行きました。

臨床心理士資格とは関係なく、医療や教育の分野で、心理援助職が活動していましたが、臨床心理士としての活動は、30年程です。

臨床心理士が多く活動する分野の一つには教育の領域が挙げられます。

スクールカウンセラー委託研究事業が開始された年は、1995年の事でした。

これ以降、学校にはスクールカウンセラーとして、多くの場合臨床心理士が配置されるようになっていきました。

学校で、臨床心理士という専門職がどのような活動ができ、どのようなことで教職員と協同したり生徒のための力となれるのか、こうした取り組みが開始されたのです。

スクールカウンセラーに関しては様々な議論も行われてきました。

学校にカウンセラーがいることが当たり前という環境がもたらす影響は、義務教育を終えたあとにもあらわれる面もあると思います。

通常、カウンセラーの存在に出会うことなく、生涯を過ごすということは多いと思います。病院に定期的に通院している場合でも、カウンセラーには会ったことがないという人さえ少なからずいらっしゃるはずです。

このスクールカウンセラーが、人生の早期に何らかの形で認知されることは、彼らが社会に出た際にも、どこかでカウンセラーの存在を意識する可能性が残るということにつながるのではないでしょうか。

スクールカウンセラー認知度が上がるということが、良いことなのかどうか、この点は検討が必要であるとしても、20年前以前の社会と比較すれば、カウンセラーに関する認識はやはり何かが変化していると考える方が自然でしょう。繰り返しになりますが、その内容の検討はまた別な問題であると思います。             

 

        気軽よりしっかり相談できる場所という性質 

          看護師もカウンセリングを学んでいる?

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