ライブ方式

番外編の2です。

実際にリラクセーション方法を紹介する際、ライブ方式で行うことがあります。

つまり、その場で実際にリラクセーションを実施します。

これには、相当の修練を必要とするため、初心の場合は技法を少数に限定するなどの工夫を要するでしょう。

ライブ方式はPowerPointより伝わる

生演奏パワーポイントスライドなどでイメージを掴めるとは思いますが、どのように進めるものなのかを示すには、ライブ方式は優れています。

説明後にはいどうぞやってみて下さいではなかなかうまく行かない

言葉や写真で説明しただけで、「はいどうぞ」と言っても、そう簡単に行くものではありません。

どのようにしたら、実際にリラックス感が得られるかを考えて進行を組み立てなければいけません。これは専門性と言えるでしょう。

目の前で肩を弛める

具体的には、その場のどなたかの左肩を弛めるようなことを指します。

左右の方の様子を聞き、左肩を弛めることが決まったら、動作法などの技法を用います。

実際に、肩が弛むところまで到達する必要があります。

やはり事前に徹底的な練習が必要となる

カウンセリングの訓練にロールプレイがありますが、ここでもそのロールプレイと同様の訓練が意味を成します。

体は人によって身長も体重も異なりますので、できれば多くの人と訓練を行うことが望ましいでしょう。

まさしく、他の人に見られながらの状況は緊張するものです。企画者が講師を兼ねるならば、その内容を実際に運用できるレベルまで練習しておく必要性を感じます。

例えば、リラクセーション法をストレスマネジメントの中核に据えた場合、本で読んだ知識だけでは、多くの成果は得られにくいと思います。

事前に、何度も実施して、手順などは暗記しておく必要があります。

さらに言えば、本来は日々の臨床活動の中で日常的にその方法を用いている必要があります。しかし、特に初心の人にとってこれは困難なことです。だからこそせめてもの練習は必要なのです。

また、ある人はリラックスできても、別な参加者はリラックスできなかったという差が生じる可能性もあります。

このような場合、何か工夫できる点がないのか、あるのか。

このように、最も時間をかけるべき準備は、技術面ではないかと思うのです。

しかし、実際、リラクセーションを本格的に学ぼうとすると、その手がかりがあまりに少ないことに気づかされると思います。

これをどうクリアするか、それもテーマとして良いぐらいの課題なのです。

日本全国を探せば、何らかの研修会にはありつけると思います。

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