何かの意味がある

カウンセリングを学ぶ中で大事にしてきた視点の一つには、そのことには何かの意味があるということがあります。このことは、「当オフィスカウンセリングの特徴」の中でも述べています。

例えば、仕事へ行きたくないとか、学校へ行きたくないという語りは、何か非常に問題があり、社会的にはあまり前向きには受け取られないことがほとんどでしょう。

そのため、このようなことを友人や家族の前で口にすると、仕事は楽じゃないんだぞ、とか、今勉強しないでどうするんだ、という返答が返ってくることが多くなることは想像がつきます。

なぜ学校や職場に行きたくないという気持ちが起きているのか、当の本人にもそれほど強く意識されていないことがあるでしょう。その場合、家族や友人から上記のような返答があった場合には、自分が甘いのだと、自分自身を責めるということになるでしょうか。

こうした経験は、何らかの形で経験した人は多いと思います。

充分に悩む機会

どういうことで行きたくないかという点については、じっくりとお話を伺ってみないことにはわからないものですが、このような時、カウンセリング独自の視点からすると、その人の内面に何かが起きていて、それはその人の生き方をより豊かにしようとする意味ある作業ではないか、という視点を持っているわけです。

何かの意味がある

こうした視点で考えてゆくと、職場に行きたくないという気持ちを無視しないで大切に扱ってみることは、これもまた意味ある作業ということに繋がっていきます。

そして充分に悩んだことをきっかけに、その後の仕事への取り組み方が変わったり、しごっとに充実感を覚えることもあるのではないかと考えています。

悩むこともなかなか前向きには捉えられないことが多いわけですが、悩むこと自体にも大きな意味が備わっているようです。