ストレス緩和のリラックス法勉強会

リラックス勉強会

 

当オフィスでは活動の蓄積から、地域援助の一環でストレス緩和に取り組んでいます。

ここでは、臨床心理学的観点から「からだ」にアプローチする形式も取り入れております。

普段は通常面接の中に位置付け行っておりますが、今回はそれらを応用的に運用し、日々の暮らしが少しでも生き生きとしたものとなっていく一助になればと思い、この枠組みを別途創設致しました。

現代社会のストレス状況とリラックス法の活用

我々は、とりわけこの短期間の間にも未曽有の経験をしてきました。直近ではコロナウイルスの蔓延による閉塞的状況が続き、多くの活動が制限されました。同時に、IT化が加速し、生活様式が急減期に変化したことも挙げられます。

そして、少子高齢化は刻々と進み、それを背景とすると思われる、数々の社会構造の変化も起きています。

共働き世帯の増加は顕著になり、子育てや介護環境も変化しています。こうした社会の変動が進む中で、我々は日々の生活を続けています。

現代社会は緊張の連続と言っても過言ではないでしょう。

生活をしている中で、我々は様々な出来事に直面します。長時間勤務・息つく間も無い忙しさ・家事と仕事・・・などなど

また、昨今は様々な事情の中で、社会全体が閉塞的状況にあり、尚更に緊張を強いられる時間や場面が拡大しています。

特に、新型コロナウイルスの登場以降、我々の生活は大きな変化を強いられています。

仕事の関係では、在宅のテレワークが推進されています。長時間のパソコン操作は元々肩こりなどにつながる要素を含んでいましたが、コロナ禍においては益々拍車をかけているかのようであります。

また、仕事ではなくとも、スマートフォンなどの機器を操作する時間が増えた人も多いのではないでしょうか。

家庭にも社会にも、様々な変動が生じています。

持続した緊張状態の連続の中で我々は、肩の凝りや、つっぱり、違和感、重さなど様々な体の不調を覚えることもあります。

このような時には、ひょっとしたらどこかに慢性的な緊張があるのかもしれません。

ストレスの慢性化

一時的なストレスは、概ね月日の移り変わりの中で抜けていくこともあります。

しかし、慢性的な状況においては、消耗も大きくなることがあります。

そのような時、自分自身でストレスを緩和する術を持てれば、多少なりとも、能動的に緩和を図れるかもしれません。

リラックス法の活用

そこで、いくつかの勉強会を企画し、ストレス緩和に役立てていただこうと企画しています。

手段としては、臨床心理学的な背景を持つ、リラックス法を活用する勉強会です。

現在、下記二つの企画を準備中です。

セルフケア勉強会

セルフケア勉強会

自分でできる方法を組み合わせました。慣れてくると、生活に取り入れられる内容です。

プログラム:立った状態、椅子に座った状態で実施
  • リラクセーション技法を編成し、通しで20~30分程度で実施できる内容としました。
  • 今回は主に、肩まわり~指辺りを弛める方法としました。
  • 椅子に腰かけた姿勢、又は立った姿勢で行います。
  • 簡単な説明など含め、60分の予約枠で実施します。(自然な流れで進行するため、60分間では、全てを紹介できない場合があります)

対人援助職者向け勉強会

対人援助職のためのリラクゼーション勉強会

こちらは、ペアリラクセーションを行います。有資格者対象です。

看護師や介護士、保育士等、対人援助の職に就いている方向けです。

こちらは、うつ伏せなどの姿勢になります。より本格的なリラックスを目指しています。

  • 腰から首、顔のリラクゼーションを行います。(概ね20分程度)
  • プログラム1と同様に、基本的には、自分で力を入れた部位を自分で弛めていただく方法です。
  • 腰や首を揉みほぐす方法ではありません。ご自身で力を入れて、抜いていただく工程を繰り返します。分かり易く進めるため、カウンセラーが手を当て援助しながら進めます。
  • その後仰向けの顔に移ります。顔については方法がやや異なります。

リフレッシュ・セッション

心理的です

こちらは、勉強会を終えた人向けのセッションです。

ストレス緩和のポイント

ストレス緩和に用いるリラクセーションにおいて、そのポイントは幾つかあります。

体に意識を向ける

体の感じとは

臨床心理学的方法であるのに、「体」の方に注目するのは不思議に感じられるかも知れません。

ストレスは、体の方に様々な変化をもたらします。

先の方にも書いてある通り、胸がドキドキするのは体の事です。

他にも、重い、つっぱり感、冷たさ、熱のこもった感じ・・・など、様々な体験をしている可能性があります。

疲れてくるとどうなる?

人は疲れをどのように自覚するでしょう。

体で感じ取ることもあるのではないでしょうか。疲れてくるとだるくなる、とか肩が凝りはじめるなどと自覚している方もあるかもしれません。

疲れを感じ取ることは非常に重要な事ではないかと考えています。疲れを感じるから、セルフケアを行おうとする発想が生れるのではないでしょうか。

臨床心理士による企画です

  • リフレッシュ・セッション等、これらははあくまで臨床心理的観点からのリラクセーションです。
  • 心身のリフレッシュを目的としております。医療行為及び医療類似行為は一切行っておりません。
  • リラクセーションサロン・整体・マッサージ店等ではありません。
  • 医師から特別制限されるようなご事情がある方、又はご心配な方はまず主治医にご相談下さい。
  • 着替えなどの準備はございません。なるべく動きやすい服装でご利用ください。
  • 当日は、簡単な説明や、お名前・連絡先等の記入をお願いしております。それらの時間も含まれます。
  • 上着をかけるハンガー、荷物を収めるボックスの準備はありますが、着替えのスペースなどはありません。準備してお越しください。
  • プログラムの一部においては、一部、目元付近へのアプローチを行います。念のためコンタクトレンズはお外しください。。

最後に

最後に、私の臨床経験に添って、ストレス緩和に触れておきます。

プロフィールにもあるように、総合病院で活動をしていた時期があります。そこでは、一般の身体科の医師からの依頼を受けて、心理的援助を行っていました。身体科とはつまり内科や麻酔科、外科などのことです。

精神科ではなくとも、そこでお会いしてきた方々はうつ病、パニック障害、適応障害、あるいは各種心身の不調などを治療中で医師の外来に通院中の方々でした。また、その背景に仕事の関係、育児疲れ、介護ストレスなどの様々な困難に直面されているという事情も垣間見えました。

依頼を受けて、臨床心理士として言葉による援助の他、体に直接アプローチする方法も行っていました。

当時は、病院に通院中の方への援助手段としての運用が主でしたが、その他にも応用的に職員研修の場などにも活用の機会がありました。そして、職員のメンタルヘルスの一助になるのではないかという可能性を感じていたのです。

こうした背景の中、技法の選択によっては、より多くの方のストレス緩和、セルフケア手段として活用できるのではないかと考え、本企画に至りました。