理想の人はどんな人?イメージの中にだけ存在するのかも・・・

【番外編のミニミニコラムです。】

30代という年代をどのようにイメージするでしょうか。

結婚している、働いている、子供がいる、独身のままばりばり働いている、一通り安定している・・・などなど、20代以上に具体的なビジョンを持っている人も多いと思います。学生生活が終り、働き始めてから10数年、思うところはたくさんあったはずです。

テレビや雑誌を見ていると、自分の目標を達成し、希望の職業で充実した毎日を送っているというようなインタビュー記事をみかけることもあります。また、理想的な結婚を成し遂げたように見える人達も見かけるものです。

願わくば、理想の、憧れの30代を生きてみたいものでしょう。

理想の30代はどこに存在する

テレビや雑誌では、よく見かける理想的な30代ですが、自分の周囲でと考えると、どのくらいの人が理想的に見えるでしょうか。

給料でマンションや一戸建てを購入している人がどのくらいいるのでしょうか。知人が一戸建てを購入したと聞いて訪ねてみると、中古であったとか、両親がだいぶ援助してくれたなどという話もよくあるのではないでしょうか。これらの方が現実に近いのかもしれません。

ドラマの中に登場する30代

理想の自分

我々が理想的に考えている30代は、もしかしたらドラマの中に最も多くみられる存在なのではないでしょうか。

優雅に紅茶を飲んで日常を過ごす人たちであったり、都会のオフィスで働いている人達であったりと、身近にいそうなはずなのですが、なかなか現実にはいない人なのではないかとも思うのです。いわば、我々の心の中にある、理想像のようなものでしょうか。

もし現実に出会ったとしても、案外、裏方は地味なものなのかもしれません。

向かう方向

もし理想の女性がドラマの中にしか登場しないような人物であるならば、そこに向かおうとすると、現実的にはどこか無理が生じてくるでしょう。また、近い感じにはなったとしても、それを維持することはきついと感じはしないでしょうか。

もし30代で向かう方向がわからなくなったとき、理想の30代女性を目標にするという方法もあるとは思いますが、もう一つには、自分にとっての心地よい方向に向かうという方法もあって良いのではないでしょうか。

ドラマのようにかっこよくはいかないと思いますが、結構悪くないところに辿り着けるかもしれません。無理に見栄をはるように生きることは、ちょっと辛さも付きまといそうです。

悩みは尽きない・・・30代女性が生き方を考える時