ストレスのカウンセリング

ブログ著者:臨床心理士 松田卓也

重苦しい ストレス・メンタルヘルス全般

カウンセリングでは多様なテーマが話題になりますが、ストレスそのものが話題になることもあれば、何かの一コマでストレスに触れることもあります。

特段、ストレスに特化したメニューを用意しているということではありません。

ストレスのカウンセリングとはどういうことなのか

じっくり伺う

一つには、ストレスを自覚する過程で話題に上るということがあると感じています。実はあれがストレスだったのかもしれないと、カウンセリングの深まりとともに、気づかれるストレスがあります。

ストレスを自覚した方が良いのかどうかという点については、議論の余地があると思いますが、自覚することで、進展することも多々あるでしょう。

無理に、「それがストレスです」とカウンセラーが断定するのも時に有益とは言えません。

誰かにストレスだと指摘され、渋々やってきたのかもしれません。

高ストレス判定

昨今ストレスチェックが義務化されたことも関係しているのかもしれません。

結果に高ストレスなどと判定を受けた方もあるでしょう。

生活上で遭遇する事柄

重圧

ストレスに関係して、カウンセリングをお考えになる背景事情は様々です。例えば、下記のような状況が一例です。

  • 介護や育児などによりストレスが慢性化している (関連テーマ:介護疲れ )
  • 生活にいろいろな変化があって疲れている。例えば引っ越しや、身内の結婚、家を建てたなど
  • 事故などの大きなストレスに遭遇した
  • 人間関係がストレスになっている

 

これらは、ごく一例であり、生活する中で我々は多くのストレスに直面します。いわばそれは自然なことでもありますが、時に、専門的な援助を必要とすることがあります。また、不遇事故ということもあります。

なんらかの不調をきたしている

ストレスがテーマとなる場合には、「〇〇がストレスで・・・」という他に、「〇〇のストレスで不調をきたしている」という文脈があります。

つまり、なんらかのストレスにより不眠や頭痛、吐き気などの各種症状が出現していると推測されるような状況です。内科などの医師から、現在の症状の背景にストレスの影響が大きいと説明を受けた場合です。

この場合は医師の力を借りる必要があることもあります。病院への受診と並行的なカウンセリングという方法があります。

カウンセリングにおいてストレスをどのように捉えるか

全ての場合に当てはまることではありませんが、ストレスを共有する中で、やはりその意味のようなものが共有されてくることがあります。

ストレスという、いわば表層的なことを通して、実は、その人の生き方根底に関わる、大事な話を共有していたと感じることがあるのです。

これはストレスということに限らず、子育て、人間関係など様々な話題を対象にして生じることでもあります。

この場合、ストレスを切り口に、その人にとってのより良い生き方や方向性を探すことになったと言えるでしょう。それがカウンセリングです。

もう一つ挙げるならば、安心感を蓄積していただける場となることを願っています。

どうにも変えようのない現実があることも事実です。ひと時でも、安心感を持てる時間に異議を感じていただける場合には、そのような時間としての使いかたもあります。

体験レベルのことにフォーカス

また別な切り口から補足すると、「どのようなストレス体験をしているか」に注目するのもカウンセリングの特徴と言えます。例えば、「長時間のパソコン作業」というストレス状況に直面したとき、それは個々人で別な体験をします。

ある人は、「仕事中なのだから、しっかり取り組まなければ」と捉え、別な人は「こんなやり方は馬鹿げているから適当に流そう」などと捉えるものです。体験の仕方よってがらっと様相が変わります。後者の方が単純には負担度が少なく済むでしょう。

前者の方は、責任感ある態度を持っていることが容易に想像できます。そしてその責任感の強さは持ち味でありこれも否定されるべきものではありません。

カウンセリングではこの水準で対話を重ねて行きます。

この体験レベルのテーマは、パソコンの使用に限らず、子育てや介護、人間関係などにも幅広く登場するものです。その中で、よりよく自分らしく在る・生きて行くとはどういうことなのか、それを探求する過程がストレスのカウンセリングになります。

この視点で捉えると、社会生活の各所に臨床心理士が活動していることに納得が行きます。

体へのアプローチを中心にすることもある

これはカウンセリングの別な形とお考えいただければと思います。

通常言語を通してのカウンセリングになりますが、ストレスのカウンセリングにおいてはとりわけ、体へアプローチする援助手段を用いることがあります。
リラクゼーションと言えばわかりやすいかと思います。

ご利用の方へ

「ストレス」という単語は非常に抽象度の高いものとなりました。それは一体何のストレスなのでしょう。仕事関係、家族関係など非常に捉えどころのない単語でもあります。

ですが、カウンセリングは兼ねてより、曖昧模糊とした言語化される以前のもやもやした感じなどにフォーカスしてきました。ストレスというそのとき、「もやもやする」と捉え直して面接を進めて行くというのも一つでしょう。

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