適応障害は、精神科において受診者の多い疾患です。
現代社会においては、適応障害を背景に仕事を休職する方が増えています。
適応障害とは
我々の生活は、ずっと一定ではなく、普段とは違うことが起きるものです。
季節も変われば、その度に、連休が訪れたり、親戚と会う機会ができたりするものです。
もう少し大きな変化では、結婚、就職、昇進、異動、引っ越しなども人生のどこかで直面するかもしれない変化と言えます。
厚生労働省系の情報サイト、心の耳では、適応障害を下記のように説明しています。
環境変化によるストレスが個人の順応力を越えた時に生じる情緒面および行動面の不調です。うつ病など他の精神疾患の診断がつくには至っていない状態です。薬物療法も行われますが、環境調整、環境に慣れること、個人の順応力が増えることなどが状態の回復に重要です。
引用元:心の耳 用語解説 適応障害
うつに似ている症状
うつ病とは何が違うのかと、多くの場合疑問が抱かれます。
確かに似ており、適応障害からうつ病へ移行するという場合もあります。
環境調整が功を奏すことが多い
適応障害の場合は、ストレス源となるものから離れることで症状も改善に向かうことが多くあります。
つまり、環境を調整することが重要になるものです。
もちろん変えがたい環境もあり、簡単に調整できるものばかりではないものです。
6か月以内程度で回復するとされています。
誤解も受けやすい
適応障害で休養中の際、周囲から見ると元気そうであるし、どこかに出かけたりもしているのだからもう働けるのではないか?と誤解を受けることがあります。
関連テーマ:復職のカウンセリングはどのように進めるか?
薬を必要とするのか
薬は必ずしも必須とはしないとされています。
医師とよく相談することが肝心です。
- 心の耳では、事例も複数紹介されています:職場のメンタルヘルスに関する過去の事例を紹介しています
まとめ
適応障害も、カウンセリングと診察を並行することがあります。
職場復帰のタイミングなどでの活用も多く取り入れられています。
これは、例えばストレス源から離れてしばらく休養を取り、元気になってきたと感じた時です。
しかし、そこでまたストレス場面への復帰が待っています。そこをどうやっていこうとするのかと考えたとき、カウンセリングも一つ意味をなす可能性があることに気づきます。
もちろんカウンセリング活用の可能性は、そのタイミングに限ったことではありません。
関連ページ:通院と並行して行われるカウンセリングについて
