親子関係のカウンセリング

もうわからない

最終更新日 2025年3月27日

親子関係のカウンセリングについては、誰が、誰の事でと考えると幾通りかのご希望に分かれます。近しい関係であるが故に生じる悩みという事もあるかと思います。

近しい関係は、他の付き合いとも別な感じのするものでもあります。

時代は刻々過ぎて、世の中も、家族の形もずいぶん変化してきました。それは親子という関係にも無関係ではないのでしょう。難しい時代と言えるかもしれません。

親子関係のカウンセリングについて

ぷいっ

いつのことか、家族に自分の言葉が通じないと感じたことがあります。

一体これは何が起きているのかと不思議に思ったものです。

親子の関係は、葛藤を含んでいることも多いようですが、どのように捉えたかによってもだいぶ理解に違いが出るように思います。

普段とは別な視点から振り返って見るのも一つかと思います。

許せないと感じている方もあれば、申し訳なく思っている方もあることでしょう。

又、両親側に視点を移してみると、またそこには迷いが存在するようです。正しい子育てなんてあるのでしょうか。

さらには親子から派生して、親族類との関係がクローズアップされることもあるでしょう。

なにやら、実家に帰りたくない気持ちを持つときもあるものです。

カウンセリングは、親子関係ですから親子同席をお考えの方もいることでしょう。ですが、同席の形式は滅多に行っていません。基本的には1対1のカウンセリングになります。

「そのこと」についてどうにかしたいというモチーベションを持った方(代表者)にご来室頂くことが、最も意義深いと考えております。世間では、カウンセリングを受ける人は、何か問題を抱えている人という一方的なイメージを持つ人もあるようです。ですが、そうではありません。

親の事でカウンセリングを受けたい

これは、息子や娘側からのご希望になります。

このタイトルからすると、「親」のことを何か心配に感じてのことかもしれません。

  • 母親が最近元気がなく心配である
  • 父親の様子が母の死後に変わった。悩んでいるのかもしれない。

親とのこと(関係)についてカウンセリングを受けたい

これは少し意味合いが変わります。より親子の「関係性」についてのご相談であると想像します。

  • いつも親子で口論になる
  • 母親が気持ちをわかってくれない
  • 親から就職を迫られて、いつもプレッシャーを感じる
  • 親の意向で人生設計している気がする。自分の人生を探したい
  • 親に昔から迷惑をかけられている
  • 亡くなった母との事
  • 介護中の親との関係・自分自身の在り方

この場合には、同席を考えたくなるかもしれませんが、それでも1対1が意味を持つことも多いものです。

ここでは分けて書いておりますが、親の事と親とのこと両方ということも行ったり来たりも含めて当然あります。

息子・娘の事で相談したい

今度は、親側の視点に立つと、これも成り立ちます。

  • 娘・息子が就職しないでずっと家にいる。
  • 勉強する気がないかもしれない
  • 学校に行きたがらない(関連:不登校のカウンセリングについて
  • 子育てに自信を持てない

息子・娘とのこと(関係)について相談したい

  • 息子が実家に帰ってくるたびに振り回され疲れる
  • 毎回口論になり嫌な気持ちが残る
  • 結婚した娘がなにかと頼って来る
  • 娘の事が心配で仕方ない

親子のカウンセリングに関する疑問点

娘
なぜ、同席じゃなくても関係が変わるのかしら・・・。不思議です。

相手を一方的に変化させることは困難か不可能ですが、「関係性」は、常に変化するもののようです。

母親
母親
やっぱり私が悪かったのでしょうか?

カウンセリングは、お越しになった方を尊重する場です。少なくとも責めることはしません。お気持ちをお伺いする中で、対話を通して新たな視点が見出されることもあります。

私だけが行って娘や息子のことでも相談できるのですか?

お越しになった方の時間と捉えることができると考えております。

そのため、お越しになられた、例えばお母さんが自分の息子や娘の事について話し合う場という意味でカウンセリングは成立する場合があります。

この場合のカウンセリングは、お母さんに状況を教えていただきながらということになるでしょう。(これは、あくまで一つの形だとお考えください。)

その中で、息子さんや娘さんが一体何を考えているのか?などが理解されてくる可能性もあるでしょう。

もちろん本当のところは本人に聞いてみない事にはわからないものですが、それでも母親側の視点を持つという意味では意義があると思っています。

そこから今後の付き合い方などが見えてくるなどのことは起こり得るかも知れません。

診断やジャッジはできない

診断は医療行為にあたるため、本人がお越しになってもならずともできることではありません。

関係性などに注目する場合

明確な区別な難しい所ですが、この場合「親子関係」でお悩みという事もあると思います。

「息子・娘の事で相談」とは少し意味合いが違います。

「娘といつも口論になる」という相談であれば、親子関係のテーマと言えるでしょう。

この場合、同席でないと話が進まないとお考えになられるかもしれませんが、どちらか代表者の方だけがお見えになっても成立することがあります。

実は誰がお越しになるかはあまりこだわっていない場合がある

誰々のことで、という場合、その人が来なければ意味がないと多くの人は考えると思います。

当然、そういうこともあるので一概には言い切れない事ばかりなのですが、本人が来なければ何も進展などあり得ないと見える場合であっても、他の家族成員がお越しになることで状況が良い方へ向かい出すことがあることもまたあるものです。

どうしても本人をという強いご要望と言う事もあるかもしれませんが、そうでなければ、とりあえずでも別な方が通ってみるのも方法ではあります。

必ずと言う事はできませんが、取り組んでみる意義はあると感じています。

人間同士の関係性を見ていると、畑や森に現れる動植物の話を思い出すことがあります。
●●鳥がやってくると、▲▲鳥がいなくなる、とかその逆とかです。
無関係そうに見えてどこかで何か関係しているのか・・・いずれにしても、来た人に責任や原因があるとかそういうことではありません。

まとめ

以上になります。カウンセリングをご希望の方は、本サイトよりご予約下さい。

当オフィスは、千葉県柏市に開室しております。