最終更新日 2024年9月12日
なんらかの事情で、仕事を辞め、そのまましばらくの時間を過ごしている方もあると思います。
もう一度働きたいと思った時、社会的にも様々な支援が整備されてきました。
当オフィスでは、臨床心理的立場からの「心理カウンセリング」という形での支援を行っています。
社会復帰のカウンセリング
改めて、社会復帰を志す背景事情に触れると、その事情も個々で様々です。働き始めてから離れているという方もあれば、学生の頃からという場合もあります。
- うつや適応障害など心身の不調により離職した(関連:「うつ」等で通院中の方におけるカウンセリングについて )
- 介護離職
- 不登校から社会に出ずらくなっている
- 学校を卒業して就職せず、そのまま何年も経過している
- 社会への恐怖感を感じている
- 結婚や出産をきっかけに仕事から離れた など
想像するに事情は様々なのではないでしょうか。
カウンセリングでは就職を前提としない
少なくとも当オフィスのカウンセリングでは、とにかく社会に出れば良いという風には考えておらず、その人にとってよりよい日常が送れるよう支援することを主題と捉えています。
その結果、様々な形の進展があり、決して正規就労という方向に限りません。便宜上タイトルは社会復帰としておりますが、心理カウンセリングとは社会復帰のために用いるというよりは、その人らしさを深める営みです。
その延長線上に結果として就労するという選択をする方もあるということです。
逆を言えば、「やはり就労しないことに決めた」とか「非常勤で掛け持ちが良い」などとそれぞれの形を見出すこともあります。無理に働きになど出ない方が良い事もあるものです。
幅広い観点から、本当に社会に出るべきなのかも含め、ご自身の在り方・生き方を振り返り検討していただける場となるよう努めています。また、どうしても復帰するということであれば、社会に戻る準備の場という活用の仕方もあるものと考えております。
働かせたい・自立させたいとのご要望があることは重々承知しているが・・・
又、ご家族の方がカウンセリングを受けさせたいと考えたくなることもあると承知しております。
その場合は、上に記したことにご理解賜れましたら幸いです。
本人の意思がない状態でカウンセリングを開始することは実りがないとお考えください。
カウンセリングは温かい雰囲気と安心感ある中で行われる行為です。
カウンセラーは、無理に働かせようとする態度を持ち合わせていません。
関連テーマ
時に親子関係と社会復帰のテーマが関連することもあります。
まとめ
当オフィスは、柏市に開室しております。柏駅から徒歩圏内のため、松戸や流山などの方にもご利用いただきやすくなっております。
もし上記のような趣旨でのカウンセリングにご希望があれば是非ご活用ください。
ご利用案内は、心理臨床オフィスまつだのHPをご参照下さい。
関連テーマ
就労中の方で、休職にまつわるセッションも行っています。