最終更新日 2025年4月24日
個人事業主なども、もしかすると運動不足になりがちではないでしょうか。
あまり自由にしすぎるのも考えものなのかもしれません。
そこで、毎日5kmくらいは歩こうと決めた時、何か良い工夫はできないものでしょうか。
これは、個人事業主に限らず会社勤めのデスクワーカーにとっても悩ましい所だと思います。
現代社会はついつい運動不足になるよう設計されているのです。
運動不足解消のため、毎日5kmを歩くためには
5キロと言えば相当な距離です。時間にすれば1時間を越えてしまうのではないでしょうか。
概ね1キロ10分と少しくらいはかかるくらいの計算です。
まとまった時間がある人は、ウオーキングの時間を作って達成できない距離ではないとは思いますが、隙間時間を使ってつなぎ合わせるのも手ではないでしょうか。
適度な運動はダイエットの他、リラックスにつながり、夜の眠りにも貢献してくれそうです。
通勤の往復
柏駅はいつも混雑していますが、それは自宅から駅に徒歩で移動している人が多い事を示唆してもいます。
もし自宅から駅まで10分の距離があるならば、これは非常に距離を稼げます。
往復で概ね2キロになるのです。
もう半分近くを達成してしまいました。在宅ワークの場合は工夫を要しますが、なんらかの外出する日課が必要となるでしょう。(例えば食料品の買い物に毎日徒歩で出かけるなど)
お昼休み
お昼休みをどう過ごすかは難しい所ですが、もしお弁当を買いに行くような人なら、10分先まで買いに行くのはどうでしょう。それでは食べる時間が少なくなってしまうということであれば、5分の距離にします。
5分の場合往復で1km稼ぐことが出来ます。
これで、3キロ分を確保しました。
残りの二キロをどうするか
3キロも歩けばもう良いと考える方もあるでしょう。
しかし、何かもう一工夫で行けそうな感じがします。
外出など自由の効く個人事業主であれば、図書館に行ってふらふらと往復するだけでももう1キロくらいは簡単にひねり出せそうなものです。または、公共施設などにある新聞を読みに行くことを日課にするのはどうでしょう。
あと20分位なのですから、なんとかなりそうな感じがします。
よく挙がる方法は、電車の駅を一つ手前にして歩くというものです。つまり柏駅を到着地とするなら、南柏駅で降りて歩くのです。これで1キロ近くにはなるでしょうか。
※会社員の場合、交通費の申請について細かい指摘を受ける可能性があります。国家的に推奨しているはずなのですが、それでもそういう指摘が出るのはどういうことなのでよう。
- 関連ページ:心身のリフレッシュに南柏駅まで散歩してみた
駅のホームを端まで歩く
柏駅で常磐線を持っている時、じゃんじゃん次の電車が入って来ることもあれば、10分くらい空くこともあります。どちらの場合でも可能なのですが、そのホームの端っこまで歩いてみてはどうでしょうか。
目安として、JR線の一車両は20メートルと聞きます。つまり15車両分歩けば250mです。
乗り降りの際にホームの端から一番遠くの出口を使うなどすれば、合わせて500mほどになるはずです。
朝の出勤時は大変かもしれませんが、もしできるなら朝晩合わせて1㎞になります。
寄り道をする
また、毎日より道をするのはいかがなものかと思われるかもしれませんが、ほんの20分程度なら許容範囲と見てもらえるかもしれません。
駅前で大きめのお店の中を一巡すれば1キロぐらいにはなるかもしれません。夏場の暑さに備えて、むしろ屋内を開拓する方が無難かもしれません。柏駅前はそういう意味では資源に溢れています。
例えば、値引き品の弁当を求めて大型店の食品街を一回りしたら少なくとも250mに達すると思います。
電車の定期券を上手く活用すれば、南柏で降りて買い物を済まして再び電車で柏駅に移動するという方法もあります。この辺が、個人個人のカスタマイズのし甲斐があるところです。
しかし、最後の1キロはなかなか苦戦しそうです。
何か、帰宅前に一つ用事を済ますような感覚が良いように思います。
1時間に一回はトイレに行く
最後に苦肉の策を考案しました。既に自然と行っているかもしれません。
そもそもパソコンに向かい合って何時間ものぶっ通し作業は、職場の衛生管理としても望ましくない事ではないでしょうか。
パソコンのモニターからは目を離す時間が必要なのです。
1時間に一回のトイレは、学校なら当然のことです。実際のその後の集中力は小休止を入れた方が良い結果をもたらします。
つまり仕事もはかどるのです。
雇用者側は、1分でも長く業務につかせたいと考えますが、実はそれは逆効果で、休憩を挟んだ方が総合的な作業量は大きくなるのではないでしょうか。
というふうにでも思っておけば、トイレに立つ罪悪感も薄れるものです。
(休憩は45分に一回でも良いくらいに思ってます。)
大きなビルなどで勤務しているなら、少し離れたトイレを利用することで片道100m位になるのではないでしょうか。すると、往復で200mです。
これを5回繰り返せれば1キロになるのです。
- 参考サイト【朝日新聞デジタル】:集中力の維持と長期的な学習効果につながる方法(東京大学・池谷裕二教授の見解)
その他
これは歩くことからはそれてしまいますが、他のことで埋め合わせをするのではいけないのでしょうか?
例えば自宅に帰ってからNHKラジオ体操でも通しでやってみたらどうでしょう。
塩尻市のHPで下記のような言及がありました。
ラジオ体操は、第1、第2がそれぞれ3分、合わせてたったの6分です。そのカロリー消費量は約22.8kcalで、早歩きのウォーキング6分間とほぼ同じ消費カロリーです。
- 参考サイト:効果的なラジオ体操の普及について 塩尻市HP (サイトポリシーによってTOPページへリンクしています。)
カウンセラーとして挙げておきたい留意点
ここに挙げたのはあくまで一つのやり方です。そもそもこんな風に考える方がやりにくいと言う事もあります。
とりわけカウンセラーの視点から挙げておきたいのは、無理をしない事です。「5㎞」の達成が全てになってしまうような場合は、視野も狭まり、他のこともそぞろになるでしょう。逆に力が入りすぎて健康を阻害する要因と化してしまうかもしれません。
今日はこのくらいにしとこう・・・という感覚も大事だと考えております。
心地よさが残るくらいがちょうどよいのではないでしょうか。
こうした視点は、カウンセリングにおいてもお伝えしたくなることがあるものです。人間ついつい焦ってか、わからなくなってか、やりすぎてしまう事があるものです。
まとめ
細かい事を決めすぎると、歩くことに取りつかれてしまいそうであります。
本来は、何も考えず伸び伸びと散策するように歩けるような時間を持ちたいものです。
そのような時間を確保しずらいこと自体が、現代社会の特徴なのでしょう。
デスクワークは確かに、身体的負担は減りましたが、また別な問題を生じさせているのですから、複雑な世の中だと言いたくなるのです。