ブログ著者:臨床心理士 松田卓也

最終更新日:2025年10月18日

心身のリフレッシュに南柏駅まで散歩してみた

歴史的道

散歩がセルフケアになっている面は多分にあると思います。

少し体を動かすと、心身の緊張が和らぎ、さわやかな気分に なることがあります。

しかし、時に散歩に出ることが面倒に思えることもないでしょうか。 暑かったり、体調がいまいちだったり、スケジュールが詰まっていたりとなんだかんだで散歩が中止されることもあると思います。

今回の柏心理通信は、心身のリフレッシュに散歩を活用した例です。

南柏駅までとにかく気楽に散歩

散歩のようなことは義務にしたくないものではあります。

義務になったとたん楽しめるものではなくなってしまうこともあります。

もし義務で歩かなければいけない場合にも、何か楽しめる工夫はしたいようなものであります。

何か、散歩を気楽にする方法はないものでしょうか。

例えば、柏駅から南柏駅まで歩いていくと、30分位は かかると思います。

30分の散歩は長く感じられるでしょうか。

個人差はあると思いますが、直線で歩いてしまうと必ず 引き返すことになりますので、実際の時間は帰り道 を含めて60分です。

30分がちょうど良かった人にとっては帰り道がおっくうに 感じられることでしょう。

この場合は15分位で帰り道を探した方が良さそうです。

お金はかかっても帰り道は電車を使ってしまう

しかし、どうしても南柏まで歩きたいというときには、いっそ帰り道は電車を使った方が気分は良いでしょう。

片道140円ですので、ペットボトルの代わりに水筒でも持てば同じ位になります。(ちなみにこの計算では、月20日毎回ペットボトルの飲み物を購入した場合2800円の経費がかかっています。)

歩くと30分かかる距離も電車ではほんの数分の出来事なのです。苦労して歩いた距離も、まるで仏陀の掌の上を歩いていたかのような感触に浸れることでしょう。

柏は東武線も入れて東西南北に電車が走っているため、この方法で概ね東西南北の30分~45分圏内を散歩のコースにすることが可能になります。新柏駅ですとややはみ出ます。

以下がグーグルマップで調べた参考値です。

  • 柏駅から南柏駅:39分(2.8㎞)
  • 北柏駅まで:36分(2.5㎞)
  • 東武線豊四季駅まで:45分(3.1㎞)
  • 新柏駅まで:47分(3.3km)

よく山登りの感動が話題になるものです。

苦労して頂上まで到着したときには苦労が報われるかのようで大きな達成感などを得られるのだと思いますが、しかし・・・上り詰めたら必ず下山しなければなりません。ヘリコプターやロープウエーでも使わない限りは。そののときの心境とはいかなるものなのでしょう・・・。

しかし柏での散歩においては常磐線と東武線があるのです。これをバスに拡大すれば尚更に可能性は広がるでしょう。

散策時の様子

さて、散策時の様子はどうだったのでしょう。

決して歩けない距離ではありませんが、暑い日、雪の日などはやはり避けたい距離です。町名で考えると、富里や豊四季という名前が電柱などに書いてありました。

道路沿いに商店なども建ち並び、そしてマンションなどの住宅が多く見受けられました。

駅前に比較して歩いている人もあまり見かけませんでしたが、かなり多くの方がお住まいになっているだろうと感じました。東武アーバンパークラインの線路を越えたあたりで、大型ショッピングモールが右手側に見えました。

徒歩ですとなかなか大変な距離ですが、当オフィスの近くから東武バスの停留所があります。そのバスを使うと、大型ショッピングモールへも、車なしで買い物に出かけることができるでしょう。

道順としては、当オフィス前の道を、真っ直ぐ進み、どこかのタイミングで右に曲がると、南柏駅辺りに到着できます。

南柏駅の様子

最後に、南柏駅前の様子に触れたいと思います。駅の改札を出ると、左右に通路が広がっており、左側出ると、大きなショッピングモールが直ぐに見えます。

そして、反対側のでると、繁華街が目に入ります。こちらが西口です。

ぱっと見た印象では、柏駅前とは雰囲気が大きく異なります。それはおそらく、高層マンションのような、高いビル群が南柏にはないからだと思います。人通りは、柏駅のようではないにしても、遅い時間でも駅前には人がいます。

南柏駅周辺にお住まいを持っている人はかなり多いのだと思います。常磐線快速は停車しませんが、柏駅までも3分程度ですし、新松戸駅にも直通です。

その他、若干気になったことには、柏市内でありながら、流山市を感じたことをです。それもそのはずで、流山市は、もうすぐそこの距離にあるのです。

旧水戸街道を利用したアクセス方法はこちらです:流山方面からカウンセリングにお越しの方へ

いつもと違う場所を歩きたい

散策

遠くまで行ってみたい、いつもと違う道を歩いてみたい、こんな気持ちがどこか我々にはないでしょうか。

永六輔さんの詩にもありました。

これも散歩の醍醐味だと思います。

しかし、帰り道の事を考えると面倒になってしまいがちです。

そのため、気楽な散歩では帰りは電車やバスを使うと割り切ってしまえば、案外遠くまで出歩けるのではないでしょうか。

まとめ

地の利という言い方があります。

これは概ね勝負や戦いの際に用いられるかと思いますが、都合よく散歩やリフレッシュ、メンタルヘルスにも活用できる場合があります。

地の支えなどと言い換えればよりセラピューティックに感じられます。

柏という土地が与えてくれる支えが見出されたらそれはありがたく活用させて頂きたいものです。

カウンセリングにおいてもその土地や文化が持つ支えは重要な存在と捉えています。心理支援につて触れたページで言及しています。

関連ページ:心理支援とは