最終更新日 2024年11月12日
プライバシーに関する事柄は非常に気になることだと思います。カウンセリングに限らず、他の業種でもずいぶんプライバシーについての認識が変化しています。
誰かと偶然出くわす可能性は完全には排除できない
もちろん心理専門職としてプライバシーに対する配慮を学んでおり、それらを意識して運営しています。
単にプライバシーという表現よりも安心感を伴う場所であるかどうかがより重要だであると考えています。
この点がカウンセリングを有意義な時間にできるかどうかの鍵を握っていると言っても過言ではないくらい大事なことだと認識しています。
当オフィスの場合は待合室がない
当オフィスの場合は、待合室がありません。お一人お一人と時間を決めて順番にお会いしています。そのため、来室時に他の方と顔を合わせる可能性は低くなっています。
カウンセリングも1対1で行っているため、カウンセラー以外の人には会いません。
心療内科のクリニックなどでは、多くの患者さんが診察を同じ部屋で待つことがほとんどです。他の診療科を受診するときの様子と変わりはないと思います。
近隣にお住まいの人が多く受診するならば、そこで知人に会う可能性は捨てきれないことになるでしょう。
完全予約制
また、当オフィスの場合は、完全予約制です。そのため前後に予約を入れている人とも、顔を合わせない配慮に繋がっています。
このような理由で予約時間ぴったりの来室にご協力頂いております。あまり早く到着なさると、前の人に会ってしまう可能性が生じるためです。
別に顔を合わせても良いという考えの人もいらっしゃると思いますが、別な方がどう感じているかはわかりません。
お互いのプライバシーを守ることにご協力いただきたいと思っています。
カーテンで閉め切っています
部屋の中は、全ての窓をカーテン類で閉めきっているため外からは見えません。これは、カウンセリングルームに限らず当然に近い事だと思います。
窓は開放できませんので、エアコンは年間を通して活用しています。
このように、病院の待合いとは、そもそもの構造が異なるわけです。
それでも誰かに会う可能性は残る
しかしながら、オフィスにお越しいただくまでの間にどなたかと顔を合わせてしまう可能性は残ります。
ビルの一室に開室しておりますので、エレベーターや出入り口には、まばらにではありますが人の出入りがあります。
ビルには他のテナントも入っていますので、その中に知人がいらっしゃる可能性もあり得るのでしょう。
この辺りのところが、どうやっても統制しきれない点です。
一軒家であれば、それを回避できるのですがその場合でも家の付近には人通りができるはずです。
誰にも知られたくない場合、遠方のカウンセリングルームを利用することも一つの方法
このように、最大限注意を払っていますが、それでも気になるという方は、市外や県外のカウンセリングルームをお探しなるのも一つです。
そんな大げさではないか?と感じる人もあるかと思いますが、それほどに、プライバシーは大事なことなのです。
相談なさるご本人が、安心して利用できる空間であることが重要なのです。
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まとめ
機関によって、これらへの配慮や考え方、取り組み方は異なるものです。
現実的に取れる手段には限界もあり、完全に他者との接触を排除できるものではありませんが、出来る限りの配慮を考えています。