カウンセリングを受けようかどうしようかと迷うことは妥当なことです。
胡散臭いところとか、オカルトな場所とか、責められ改めさせられる場所などというふうにさえ認識されていることもあるかもしれません。
実際、日本では普及しないとか、国民性に向いていないなどとして片づけられることもあります。
世の中ではもっとカウンセリングを身近なものにしていこうとする動きが確かに広まりつつありますが、とはいえども個人個人の思いは世間と同じではありませんし、それに合わせる必要はありません。
カウンセリングをとにかくいいものなどとは説明していない
カウンセリングへどのようなイメージや思いを持っているのか、それはそれぞれ違います。
このことを抜きにして、「とにかくいいものですから」と伝えることは一般的な会話ならばあるのかもしれませんが、やはり真剣に迷っている方に軽々しくお伝えしていいとは思えません。
- 関連ページ:カウンセリングの有効的な使い方について
無理に勧めては、迷いを否定することにもなる
カウンセリングは、お越しになられるその人を最大限尊重しようとする行為であると言えると思います。
一方的にカウンセリングの良いものと強調することは、真剣に迷っている方の思いを否定してしまうことにもつながりかねません。
迷うことも、躊躇うことも、もっとはっきりと行きたくないという思いも大事にされるべきと考えています。
当オフィスにおいては、あまり気軽にお勧めすることはしないことにしています。
あまり、このような事を言うと逆に、「危ない場所なのではないか?」とお感じになられる方もあるかもしれません。
もちろん、「腐ったリンゴですが食べますか?」などと言おうとしていることとは違います。どんんに素晴らしいリンゴだとしても、無理強いは良くいないという事なのです。
もちろん、実際に予約の際には勇気を出してお申込みになられている方がほとんどなのだと思います。来談までのそのはかり知れない思いを想像しながらお待ちすることがまずは大事だと思っています。
また、お越しになったのだから何でも話すべきです、などという態度もカウンセラーにはありません。予約のキャンセルも可能ですし、開始した後でもいつでもやめられます。
当オフィスでは、このようなことも含めて、カウンセリングを安心してご利用いただけることに最もエネルギーを注いでいます。
HP内の、大事にしている事でも書いていますのでご参照下さい。
まとめ
カウンセリングを受けることは、やはり勇気のいることだと思います。
よくご検討いただきたいと願っています。
当オフィスの場合は、原則予約時間直前までのキャンセルを可能としています。(※あくまで原則です。キャンセル規定については様々よくご確認下さい)
予約を取ったとしても、或いは自宅を出発してカウンセリングルームへ向かい出しているとしても、嫌な予感がしたときなどは引き返すくらいの慎重さがあっても良い位に考えています。


