最終更新日 2025年3月11日
兼ねてより、ホームシックという日本人にも馴染みのある外来語があります。
進学や就職のタイミングなどで多くの人が経験した感覚だと思います。
しかし、このときの寂しさとはまた異なった寂しさが到来することもあるものです。
- 社会人になってからの一人暮らしの寂しさは以前のものとは違うかもしれない
- この寂しさは一体どういうことなのか?
- 確かに人生は切ない
- 一人暮らしのインフルエンザは強烈な体験になり、人生を考えることもある
- 望む人生の方向性
- 友人や知人らに取り残された感覚
- 自分の人生がみすぼらしく感じられてしまう時
- むしろ成長した証としての寂しさもある
- 一人暮らしの孤独を癒すにはどうしたら良いのかを考える
- 快適に籠る
- 満足感の高い交流時間を設ける
- これでいいのだ!自分のこれまでの選択に自信を持てたら
- 柏の一人暮らしをシミュレーション
- 総務省統計局公表の家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)平均結果の概要では、平均167,620円
- 家賃
- 買い物場所と食費・外食
- 合計
- カウンセリングの活用はこのようなタイミングにもある
- まとめ
社会人になってからの一人暮らしの寂しさは以前のものとは違うかもしれない
社会人になりたてや進学との時とは違う寂しさがあることに、薄々感じ始めている年代の方もあるでしょうか。
別に、お母さんが恋しいとか、お化けが夜中に出るかもしれないので怖い・・・というものではないようです。母親が恋しいはどんな年代にもときどき訪れるかもしれませんが・・・。
この寂しさは一体どういうことなのか?
概ね自分の存在に関する寂しさではないでしょうか。
つまり、武田鉄矢の歌とは違いますが「だいぶ遠くまできたものだ・・・」というような感覚かもしれません。
それは、物理的な距離ではありません。人生をよくはるばる歩いてきたという距離の話です。
これは、よく頑張ってきたじゃないかと喜びたいところですが、人間どうしてか寂しさが混入するもののようです。
成長の喜びと同時に寂しさが過ることがあることを、多くの人が実は知っているはずです。
それは、卒業式だったり、結婚式だったりします。
確かに人生は切ない
確かに人生は切ないものと言いたくなる時があります。
それが生きる事なのだと、思い切って生きることが人生なのでしょうか。
この寂しさを、自然な趣ある感覚として受け止めて生きるのも一つなのでしょう。
一人暮らしのインフルエンザは強烈な体験になり、人生を考えることもある
インフルエンザは馴染み深いことではありますが、よくよく考えてみるとライフイベントの性質を備えているように思えます。インフルエンザをきっかけに生き方を考えた人もいるのではないでしょうか。
もし、風邪をひいたとしても市販の薬や栄養剤を飲んで出勤や登校することがあるでしょう。時には体調がいまいちのときや風邪をひくようなことがあるものです。ちょっとしたものであれば、帰宅する頃には薬を飲んだことさえも忘れてしまうくらいではないでしょうか。
それは、忙しい日常を送っているということを意味しているとも考えられますが、それほど生き方に触れるほど意識にのぼることではないでしょう。
ところがインフルエンザの場合、まず出勤や登校はできなくなります。もちろん高熱や各種不調のため仕事どころではなくなってしまうのですが、這って職場に辿り着いたとしてもすぐ帰されることになります。(いや・・・、職場から帰されないということもあるでしょう・・・)
インフルエンザと労働者の一人暮らし
インフルエンザにおいて特筆すべきは、独り暮らしとの関係です。
例えば都会に暮らす人がインフルエンザにかかった場合、買い物を自分で出掛けねばなりません。高熱の中の買い物は簡単なことではありません。
そして、テレビなど見ながら過ごせばいいなどと考えると上手くいかないものです。だいたいの場合、気分がすぐれずテレビどころではないでしょう。
また、高熱の場合、病院を考えると思いますが、不慣れな土地ではどこに病院があるのかさえもわからない場合があります。
さらに、病院がわかったとしても、病院まで出かけるにはどのような手段を用いてよいものか迷います。歩ける距離であるのか、電車で移動が必要か、タクシーに乗ってしまうのは運転手さんに申し訳ないのではないか・・・などと迷うところも多いように思います。
子供の頃なら、お父さんが車で連れて行ってくれたのでしょう。こんなとき自分がいかに多くの人の支援(ソーシャルサポート)を受けていたかに気づかされるものです。
インフルエンザの際の心細さ
インフルエンザの薬を飲んでみたものの、本当に熱が下がるのだろうか、また夜中に上がってしまわないだろうか、食べ物は間に合うだろうか、水分が足りないのではないか、変な夢を見た…インフルエンザにかかっている時には、体の不調のみでなくこうした心境も伴う中で過ごしているわけです。
こんな時に実家暮らしにすれば良かったかな…と考えがよぎる人もあるのではないでしょうか。ギリギリの生活をしていた人が、温存することを決意することもあるかもしれません。
これをきっかけに、大きな生活の転換を持つ人だっていると思います。
働くことの背景には、常にその人自身の人生があります。人間誰しも風邪もひけば冴えない日があるものです。しかしながら、一度職場に出れば、「それはプライベートなことですから」と自己責任のようなセリフが待っています。
従業員は家族であると言っていた時代もありましたが、現代社会においてはそれも段々と薄れています。出社できるのか?できないならいつになるのか?診断書はもらったのか?などと実務的なやり取りがあるばかりです。
インフルエンザは生き方を考えるような大きなイベントになる可能性を持っていると思います。
望む人生の方向性
また、根源は近いかもしれませんが、少し発想を変えると、「だいぶ遠くへきてしまった・・・」は、「思いがけずに遠くへ来てしまった・・・」という、方向を見定めるための寂しさであっても良さそうです。
やはりここでも物理的なことを言っているのではなく、人生の方向性のことを指しています。
この場合は、少し嘆きの意味が強調され、望む方向性への軌道修正をはかるタイミングとなりそうです。
島流しにあった源頼朝
昔の話では、源頼朝が伊豆へ島流しにあっています。その寂しさはいかがなものだったのでしょう。
調べると、1160年3月11日の事でした。頼朝は1147年5月の生まれですので、この時12才だったことになります。
ちょうど小学校を卒業と同時位の感じです。今の12才とは時代背景が違うので比較になりませんが、それにしても大変な事だったと思います。どんな暮らしだったのか調べてみたいところです。
意図せぬ方向に人生を無理やりに進められてしまったと捉えることもできます。
友人や知人らに取り残された感覚
また別なことになりますが、他者との比較の中で寂しさを覚えることもあります。
わかりやすいところでは、友人のあいつぐ結婚はどうでしょうか。
結婚後は益々疎遠になっていくことがよくある話です。
また、連休には知人たちは飛行機に乗ってでもどこかに出掛けて楽しそうにしているのに、自分だけ布団をかぶって終わったしまうような時、これも堪えるでしょう。
本来、過ごし方は自由なはずだとわかっていても寂しさを感じずにはいられないときがあるものです。
自分の人生がみすぼらしく感じられてしまう時
こんなセリフに、何を感じるでしょうか。女子会でありそうな話です。
場合によっては、今までの自分の人生を否定されたかのような思いに至る可能性があります。
激しい怒りを覚える方もあるでしょう。一体、この10年真剣に取り組んできたことになんの意味があったのか・・・。
むしろ成長した証としての寂しさもある
何かの道を究めた人を想像吸う時、一つの苦悩が思い浮かびます。
それは、その境地を共有できる人がいないという寂しさです。
手塚治虫の代表作「ブラック・ジャック」においてもこの苦悩とおぼしきものが時々登場します。
天才外科医ではなくとも、10年を仕事をしたら、その業界についてはかなり詳しくなりますし、だいぶ板についているものでしょう。ですが、その話は実家の両親にしてもチンプンカンプンなのです。もうお父さんやお母さんには話が通じなくなってしまったのです。
だからこそ、成熟の果てに「自分の家庭を築き上げたい」という思いが湧き上がるのかもしれません。
一人暮らしの孤独を癒すにはどうしたら良いのかを考える
月並みなものを並べ立てるだけでも、何かの手がかりにしていただけるかもしれません。色々な角度から検討します。
コロナ5類移行前に比べれば、断然動きやすくはなっていますので、対策も多様になるでしょう。
習い事をはじめる
タウンページなど開いてみると、たくさんの習い事があることに気づきます。
人がいる場所に出て行くことが苦にならないのであれば、自分に合った習い事を探すのも一つでしょう。
例えば、こんな展開があります。
習い事は先生と1対1のレッスンで、先生以外とはなんの交流もなく友達はできそうにないなぁと感じていたAさん。
しかし、日によっては練習スペースで自由に練習できるので、そこで同年代の人と挨拶を交わすと談笑してしまいました。これをきっかけに、段々と知人が増えたのでした。
お金がない場合には、公民館や生涯学習センターのような場所にも習い事情報があります。
なんらかの会合に参加する
習い事は定期的な活動になりますが、そうした時間がとりにくい方もいます。
その場合は、単発のなんらかの会合・イベントなどを代わりとします。
例えば昔ながらの謝恩会です。出会うのは職場の人ばかりですが、何かのきっかけになる可能性があります。
勉強会に参加する
今感じているその孤独は、人との付き合いが少ない・ない、ということばかりではないかもしれません。そうではなく、思い切り意見をぶつけられる相手がいないという孤独感もあります。
この場合、古い知人に会ってもその孤独は癒されないでしょう。
同じような志を持っていたり、苦境に立ち向かっている人々があつまる会に参加してみるのも一つです。勉強会の後には懇親会が開かれたりもします。
個人経営の店を利用する
全国的にもはやチェーン店ばかりです。チェーン店では、雑談ができないのです。
もしちょっとした町の会話を求めているなら、買い物先を個人店に変えてみるのはどうでしょうか。
動物と触れ合う
動物には気をつかいすぎることはなかなかありません。
その辺にいる猫でも鳥でも試しに遊んでみると、何か癒された感じがするかもしれません。
もしかすると、現代社会に身を置く中で、本来の無邪気な感覚を押し込めて過ごさざるを得なかったのかもしれません。これもまた孤独感に通じるところがあるように思います。「もうはしゃいだりしちゃいけないんだ」という類の寂しさです。
そういう意味では、動物には気兼ねなく遊べるのです。
人の家の猫かと思うと気が引けるので、野良猫に話しかける方が気楽でしょう。
快適に籠る
外向きではない方向の在り方もあります。
むしろ、なるべく自分の生活圏での快適度を高めることです。コーヒー豆はあそこの店で買うなどとしてお気に入りのスポットを挙げ、自分だけの小宇宙を形成します。
「居心地」と「孤独感」、ここに関係があるかどうかはわかりませんが、内的な世界を耕すという意味ですから、心が豊かに満たされていく結果、もしかすると孤独感にも影響する可能性がないでしょうか。
最近では、着るコタツなどという製品も開発され巷で好評を得ている模様です。
あのような製品は籠る生活を豊かにしてくれそうです。
満足感の高い交流時間を設ける
アクティブな人は、とにかく色々な人と出かけてディスコなどに出掛けようとしますが、果たして人間関係から得られる満足度とはそういうものだけでしょうか。そうではないことは多くの人が知るところです。
現代社会においては、「じっくり目の時間」が減っている可能性はないでしょうか。よくあるのは、散々待たせた挙句、少しだけ話をしたらどこかに行ってしまう友人です。こういう交流は寂しさの方が強く残ると思います。
だとすれば、まだ会わない方がましだった可能性があります。
ティーパーティーを開催する
タイトルはさておき、例え豪華な食事ではなくとも、2時間ほどのティーパーティーでも大きな満足感を覚えることがあります。
これはほかのことに気を取られず、じっくりと友人と語らい合った時のような時間を指しています。
一つには、何かのついでではなく、その日のために、その時間に終結した者同士が過ごした濃度の高い時間だったためではないでしょうか。
もちろん、全てを語りつくすことはできません。だからこそ、また会いたいという余韻が心地よい位に残るのです。しかし、満足感が高いため、そんなに頻繁に会おうという話にはならないのが面白い所です。最高の紅茶を飲んだらその満足感から、しばらく紅茶は飲まないのと同じでしょう。
又、ティーパーティーではありませんがコロナ前にスナックに通う女性達が話題になりました。
会社ではコンプライアンスばかりが強くなり本音を言える場所がなくなっているのかもしれません。
これでいいのだ!自分のこれまでの選択に自信を持てたら
寂しさを感じた時、都会の喧騒に紛れ込んだとしても、むしろ孤独感は強調されるかもしれません。現代社会の滑稽なところですが、たくさんの人がぶつかるように歩いているのに、それは皆他人です。よくて気配を感じられる程度の癒しにしかならないかもしれません。
全てが無駄だったなどというはずはありません。結婚しない人生もあれば、働かない人生もあります。
以前、こんな物語を書いてみたことがありました。下記リンク先から表紙に飛びます。そこから第1話「Bさんの迷い~後輩から届いた招待状~」を読み進めることが出来ます。
柏の一人暮らしをシミュレーション
さて、せっかくですので柏での一人暮らしをシミュレーションしてみます。
生活費は、毎月掛かるものです。細かい計算は面倒で敬遠されがちです。
実際に、どれくらいの生活費がかかるのでしょうか。
もし柏に単身済むとしたら、家賃や食費は幾ら位を目安にしたら良いのでしょう。
そんなシュミレーションをしてみたいと思います。
中々手ごわい事もある
その前に諸々準備があります。
はじめて住む街とはいかがなものでしょう。わくわくするような期待を覚えることもあります。
一方、どんな場所なのか皆目見当もつかず、不便に感じたり、寂しくなってしまったりもするものです。
就職や進学などの事情で、はじめて一人暮らしをする場合、期待と不安をあわせ持った心境でその日を迎えるのではないでしょうか。
希望も大きいイベントですが、同時に不安も多いものです。初めて実家を出て、どこかに住むことになった時、自分ではやったこともないこと、考えたこともない事など、たくさんの新しい経験をすることになるものです。
引っ越しからはじまる
一人暮らしを準備するときには引っ越しが伴います。この引っ越しとそのものが大きなイベントでもあります。
実家から引っ越す場合、ご家族が心配して引っ越しのほぼ全てを代行しているご家庭も少なくないことでしょう。例えば大学受験を終えたあとに引っ越しを考えるとかなり忙しいスケジュールになります。
引っ越し後の新生活が4月からはじまるわけですが、2月や3月まで受験期間は続いているのです。特に遠方に引っ越す場合は、引っ越し先を何件をじっくり回って決める余裕はないのではないでしょうか。
新幹線で現地までゆき、その日のうちに物件を決めなければいけないこともあるでしょう。
一人暮らしに必要な物
引っ越しが終わると、生活に必要なものを揃えるなどする必要があります。引っ越し前の段階で、必要な物一切をまとめていたらかなりスムーズに進むことでしょう。
一人暮らしに必要なものとしては、炊飯器、冷蔵庫、ガスコンロなどの家電からベットや収納も必要ななるでしょう。一人暮らしも慣れてくると、物は少なくても生活できることに気づく場合もあると思いますが、はじめての場合、あれこれ必要になるのではないか?と不安に感じることが多いように思います。
また、お金が必要であることは言うまでもありません。人が一月生活を続ける場合、どのくらいのお金がかかるものか、こうした経験を通してしる訳です。
中には、お金の重みを強く感じ、極端な節約に力を入れる場合もあることでしょう。
家計簿をつけてみても大体はどこかに埋もれてしまうものですが、計算してみて気づくことも多い事でしょう。
断捨離する人もいる
部屋の広さを考えると、6~8畳位が、はじめての一人暮らしに適したものになるでしょうか。平均的にはこのくらいだと思います。4.5畳も実は人気があります。
8畳とは言えど、物は増えれば増えるほど、その収納と管理が困難になります。それがストレスということもあるでしょう。食品を買い込みたくなりますが、この管理も難しいものです。また、当然ゴミも出ますので、定期的な掃除も必要になります。
こうしたとき、物の管理にあまりに疲れてしまうような人は、物自体を少なくするという工夫も役立つと思います。寂しいように感じられますが、これが合っていて心地いいと感じる人も多いはずです。断捨離という言葉も流行ったくらいです。
食事はかなり手ごわい
自炊・外食とありますが、しっかり栄養を偏りなく摂ることは難しいことでしょう。
学食や社員食堂は非常に頼もしい存在に思えて来ます。自炊が苦手な人は、無理してお昼までお弁当を持参せずとも、学食などでバランスよく食事を摂った方が合理的でもあるように思います。節約を重視している人にとっては、それでも外食にかかる経費は少なくしたいというお気持ちもわかります。
魅力
苦労もありますが、家事などをクリアできれば、自分の時間を十分に確保できる暮らし方でもあります。家計簿をつけることは必須ではありません。その日暮らしという方が合っている人も多いでしょう。なんらかの自分らしいスタイルが見つかってくると新生活も楽しく過ごせることにつながるのではないでしょうか。
さてこんな一人暮らし幾らくらいかかるのでしょう。
総務省統計局公表の家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)平均結果の概要では、平均167,620円
総務省統計局公表の報告資料概要によれば、日本の単身世帯(平均58.2才)では月に平均16万7620円の支出があるとされている。
これは、勤労者も無職の高齢者も合わせた平均であるため、一つの目安である。
ですが、かなり肌感覚にもリアルな数値と見受けられます。
ここからさらに貯金もするとなるとハードルが上がりますが・・・。
さて、内訳も公表されています。
単身世帯の項目を分かり易いように抽出しました。
このような結果になりました。持ち家の人も含まれているはずなので、家賃は低めに出るのでしょう。
家賃
では、以上の日本平均を参考に柏に住んだ場合はどうでしょう。
まず、家賃です。ここでは1Kを基準にしたいと思います。
住む場所によって家賃は変動します。柏駅から徒歩数分の場合には、大変なことです。駅付近だと、6万円ぐらいの予算が必要になります。
駅からずいぶん離れれば、3万円くらいのアパートもあります。
バス代が職場から交通費として支給されるならば、遠く離れた物件を狙うのも一つだと思います。
平均すると、5万円ぐらいの賃貸料を想定することになるでしょうか。
光熱費は、人によって違いますが、1万円としておきたいと思います。
買い物場所と食費・外食
駅前には、幾つも食料品が手に入るお店があります。
- イトーヨーカドー:食品22:00まで(しかししながら、2024年閉店が決まりました。)
- 高島屋:20:00まで(道案内:柏駅から高島屋への行き方 )
- マルエツ:25:00まで
仕事帰りに買い物をする人は多いと思いますが、マルエツが25:00まで営業しています。終電で柏駅に降りた人には間に合わない時間だと思いますが、それでも遅くまで営業しているため、何かしら買うことはできるでしょう。
しかし、惣菜などは売り切れている可能性もあるので、目当ての物は手に入らないかもしれません。もちろん、遅い時間は割引価格です。
- お米:2キロで1000円くらい。一人暮らしだと、3㎏ぐらいにおさまるでしょうか。
食費は自炊をしないと非常に出費が多くなってしまいます。働きながらの自炊は大変だと思いますので、外食や総菜などを組み合わせる形が現実的ではないでしょうか。
- オリジン弁当:25:00まで
オリジン弁当も25:00まで営業しているので、余力がない日は買って帰るのはどうでしょうか。
外食の場合
もう外食にしようと思った時には、柏駅前に幾つも飲食店があります。問題は混雑具合と、営業時間です。それから、チェーン店にはいかない、という人もいると思っています。その場合、なかなか深夜の外食は難しくなってしまいます。
- 松屋
- 吉野家
- 丸亀製麺
- リンガーハット
- ガスト
- カツ屋
- 天丼 てんや
- ジョナサン
柏駅前には、このようなチェーン店が点在しています。
食費は、外食も組み合わせると、軽く4万円は超えてしまうのではないかと思います。
お昼を社員食堂で安く抑えられると良いのですが。社食が460円の定食だとして、20日勤務では9200円です。
食費は、一日1000円としても3万円です。
合計
家賃5万円+光熱費1万円+食費4万円=10万円
その他に、携帯電話、雑費などが上乗せされると、13万円くらいは必要となるでしょうか。イレギュラーな支払いに備えて、貯金するなら15万は欲しい所です。
雑費とすると不透明ですが、交際費には結構かかると思います。会社の飲み会では、どのくらいの参加費が必要になるのでしょうか。同僚とお茶を飲んで帰ることもあるかもしれません。賃貸の更新料金も計画的に準備しないと侮れません。
手取りの15万円というのは、結構な金額に思えてなりません。家賃は3万円台にするとか、柏駅ではなく、南柏や北柏に住む方が節約できそうです。
食費を抑えると2.5万円くらいにはできると思いますが、それにはノウハウが必要になります。疲れて帰るとどうしてもなおざりにしてしまうものです。
もし家賃3万円、食費2.5万円ならば、生活費は11.5万円まで抑えることができます。
このくらいならば、だいぶ余裕を残せます。
食費は後からでも抑えられるものですから、要は家賃をどのくらいに設定するかという点にあるようです。防犯面のこともあり、必要と感じるものを削るべきでないものもあります。
必要ないかもしれませんが、これではとても車など持てそうにありません。
どんな生活を望むのかを先に明確にして置くことも大事だと思います。
カウンセリングの活用はこのようなタイミングにもある
こちらは、カウンセリングオフィスのブログです。
一人暮らしとカウンセリングが関係することもあるのでしょうか。
単に孤独を癒す場、という使い方もないわけではありません。
都会では見知らぬ人が行きかい、足を止めることも少ないものです。そんな時、誰かとじっくり話をしてみたい様な気持ちになることもあるでしょう。
- 関連:誰かと話したい
それに限らず、一人暮らしをはじめたタイミングで上述してきたような、自分自身の方向性などを検討したくなるということがないでしょうか。
あるいは言い換えれば、どんな新生活を送ろうとしているのか。こういた気持ちの確認をする場となることもあります。
その他、新しい環境に戸惑いを覚えての来談という方もあるでしょう。
新生活に入って、仕事の状況も変わったりするかもしれません。
不動産屋辺りにカウンセリングの案内をするリーフレットを設置しても良いと思うくらいです。
- 関連ページ:仕事の悩みに関するカウンセリング
まとめ
期待と不安の入り混じる一人暮らしですが、やはり幾つになっても寂しさを感じることもあるものです。
孤独には、シンプルに一人でいることの寂しさという意味もあれば、もしかするともっと幅広く検討しがいのある意味もあるのではないでしょうか。
そのため、一概に孤独対策などということはできないもので、ここでもやはりそれぞれの個別性に添った内容が必要になるのではないかと思うわけです。