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イギリスのカウンセリング事情はどのようになっているか調べてみた

国旗 カウンセリングに関して

最終更新日 2024年4月15日

2009年、NHKが変わるうつ病治療という番組を放送しました。

この番組では、イギリスの心理療法センターが取り上げられ、イギリスの場合のうつ病治療が紹介されていました。

日本でも、このイギリス方式を取り入れようとする動きがあります。

Googleの翻訳機能を使うことで、イギリスのHPの参照することが容易になりました。

この機会にイギリスの事情を調べています。

イギリスのカウンセリング事情

まず、どこから調べて良いものか迷いますが、ひとまず、日本臨床心理士会のような役割を持つ組織をあたってみました。

「Clinical psychologist certification association Britain」とGoogleで検索すると、それらしきHPが表示されました。

The Association of Clinical Psychologists UK (英国臨床心理師協会)

まずは、こちらの団体です。

Google翻訳がぎこちない感じで心許ないのですが、臨床心理士の代表的な職能団体であることがTOPページに記されています。

関連団体のリンクがないかと探しましたが見当たりませんでした。

British Psychological Society

こちらは、日本でいうところの「日本心理学会」に該当すると思われます。そしてその中に、「臨床部門」がありました。日本ではここが「心理臨床学会」に該当するのでしょう。

資格認定は、かつてこの団体名義で行っていた模様ですが、現在は違うそうです。

該当サイト

ロンドン辺りのサイコセラピーオフィスのHPを覗いてみると・・・

ロンドン市内

イギリスの開業臨床はどうなっているのでしょう。

「london psychotherapy」(他いろいろ)などと検索してみました。

精神科医と臨床心理士が一緒になって運営しているセラピールームが目に入りました。

精神科医よりは心理セラピストがたくさん紹介されています。発見できなかっただけかもしれませんが。

ワンセッション£150とか£250以上する模様です。ここに保険が効いてくるのでしょうか?

「non judgmental listening and presence」という言葉があちこち散見されます。これがようするに支持的とかノンディレなどと日本で言われているアプローチを指しているのでしょう。

まとめ

まだまだリサーチが足りません。むしろ日本で発表されている研究論文をまず読んでからの方が効率が良さそうです。イギリスの医療保険制度を知ることも必要でしょう。また大学、大学院についても日本とは異なるのでしょう。

15年ほど前の資料ですが、立命館大学の刊行物に、本テーマに関する記述があります。

関連サイト:立命館大学人間科学研究所臨床人間科学オープンリサーチセンター