ホーム > Office Blog | カウンセリングの現場から > 気持ち・性格・自分自身 > 自分でも何に悩んでいるかわからずもやもやする

自分でも何に悩んでいるかわからずもやもやする

ブログ著者:臨床心理士 松田卓也

はっきりしない気持ち 気持ち・性格・自分自身

カウンセリングにおいて、悩みがはっきりしないことは当然ありることだと思っています。このようなカウンセリングにも意味があるのでしょうか。

ご本人がお越しになる意思をもっているならば、有意義な体験になる可能性を持っていると私は思います。もやもやの意味が徐々に意識されてくるなどのこともあり得る話だと思っています。

カウンセリングでは、例えば明確に、母との関係に悩んでいて・・・というように相談内容が意識されることもあれば、何か気持ちがもやもやするので・・・というような場合もあり得ます。

また、母との関係のように内容がはっきりしている場合でも、あとからテーマが変わっていくことも稀ではありません。

何に悩んでいるかわからないままカウンセリングに行ってもいいのか・・・

行ったり来たり

しかし、よくわからないままご相談にお見えになったかたの心情としては、60分もの間、何を話して良いものか、その点が心配になられるのではないかと想像します。

相談の予約をしておいて、「相談の内容が自分でもよくわからない・・・とそんな風なことでも良いのだろうか。」と感じていることもあるかもしれません。

実は、カウンセリングは、実は話をするためだけの時間ではありません。

そこでどのようなことを体験するかという点が重要とされます。

このブログを運営しているのは、柏のカウンセリング専門機関、心理臨床オフィスまつだです。

当オフィスにおいても、「体験」を重視しております。

時間やお金がもったいないのでは

この点は切実だと思います。仮に相談に行っても、何も話せなかったら、それは意味のあることなのか?お金の無駄になってしまうだけではないかとこのようなご懸念も当然のことだと思います。

ましてや、1万円以上もするカウンセリングですから、簡単に決められることではありません。

悩みがあるという時、それは当然の事と捉える人もいれば、自分だけ悩んでいると感じる方もあることと思います。

もちろん悩みは実体があり存在するものですが、時に我々は実体のない事に悩まされたり、悩むこと自体を良くない事と捉えることがあるものです。

カウンセラーはどんな態度になるのか

このような場合、実際に、カウンセラーがどのような態度をとるのか、それはわかりません。 相談の内容がはっきりするまで時間を置いて予約を勧める人もあると思います。

その他、取りあえず、言葉以外の方法ではじめるカウンセラーもいれば、沈黙を続ける人もいるでしょう。 さすがに60分の沈黙はいかがなものでしょうか。

また、はっきりしない内は、日頃の様子など伺いながら段々という場合もあります。 カウンセリングにおいて最も重要と考えられることは、安心感だとすれば、少なくとも、相談内容がはっきりしないことが悪い事とは捉えない態度が必要だと思います。

もしかしたら、誰かに話すことにためらいを感じている部分が大きいのかもしれません。それならば尚更に、早急に相談内容をはっきりさせてなどいけないと感じます。

又、色々なことをああでもないこうでもないと繰り返すうちに何かが見出されていくこともまたあるものです。

まとめ

ひとまずお越しになられるのであれば、「悪い感じはしなかった」、「いろいろ自由に話せた」などという体験が得られたなら良いと考えております。

分析することをカウンセリングのイメージとお捉えになっている方も多いと思いますが、必ずしもそういうものではありません。