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2回目のカウンセリングでは何をするのか

2回目のカウンセリング 進め方・活用の手がかり

最終更新日 2024年3月13日

初めてのカウンセリングについては以前に触れていますが、2回目はどうなのでしょう。

基本的には1回目の続きと考えて頂いて良いと思います。

中には、もう来るつもりはなかったのに2回目の予約希望を尋ねられて困惑している方もあるかもしれません。

2回目のカウンセリングは概ね1回目の続き

1回目の最後に、2回目の予約を取っていくやり方があります。或いは、後日電話などの場合もあります。

ここで、気になるのは2回目は何をするのかという点です。

場合によっては、1回で終了することも珍しくありません。

1回目では時間が足りなかった場合

1回の時間は限りがありますので、2回に分ける必要が生じることも時にあります。この場合は、1回目の続きの話というイメージで良いかと思います。

丁寧に終えるために2回目を行う

1回で終了と感じた場合であっても、丁寧に終了しようとする気持ちから2回目をご希望になられる方もあるでしょう。これも一つの方法だと思います。

1回目で方向性が見え、様子を見て終了したい場合などがこれにあたるでしょう。

この場合の面接は、前回のカウンセリングからの様子を伺い、より明確な感触を確認するような回となるかと思います。

1回目が物足りなかったと感じた場合

1回目で、事情を共有する程度に留まることもあります。もしかすると、物足りなさを感じるかもしれません。その場合、2回目にはカウンセラーの意見を聞きたいとお感じになられているかもしれません。

2回目から、カウンセラーとの対話が本格化することもあります。

この場合は、カウンセラーが確かに意見のようなことを言うかもしれません。対話とは、カウンセラーから質問したり、感じたことを伝えたり、またそれについての疑問や感じたことを伝え返すなどのことを指しています。

対話を繰り返すことによって、その人が直面している何らかの悩みや問題についての、より良い方向性を探していくような作業と考えていただいて良いと思います。また、その対話そのもの、ないしはそのような時間を持つこと自体に意味があるとも考えています。

そもそも、1回目は事情を伺うに留めているような機関もあります。

別なことを行うカウンセリングもある

その他に、1回目には事情を伺うような時間を取り、2回目からフォーカシングや臨床動作法を開始するような機関もありますので、その場合は1回目とは別なことをするとお感じになられるかもしれません。

担当カウンセラーを初回と2回目以降で分けていることさえあります。

2回目から、このようなセッションとなる場合は1回目の時点でなんらかの説明がなされるはずです。

関連ページ:臨床動作法

 

1回目以降の様子を伺いながら対話を進める

上記で触れていなかったことですが、1回目から2回までの様子を伺いながら対話を進めることがあります。

カウンセラー
カウンセラー
2週間ぶりですね。その後いかがでしたか?
クライエント
クライエント
ええ、かすかに動きがありました。実はあの後・・・

ちょうどこのような展開です。

一回でなんらかの変化が起き、2回目までに生活上の変化を感じる事も少ない展開ではありません。このような展開で5,6回をめどに終了とすることもあるでしょう。

また、その過程でお辞めになられることもあるでしょう。

まとめ

  • この疑問を感じている時には、一回目がピンとこなかったか、或いは1回目でこれ以上の必要性を感じなかった可能性を感じます。
  • もし、ピンとこなかった場合には、3回くらいは試して良いのではないかと思いますが費用のかかる事なので無理はできません。
  • 一回で進展を感じたならば、一度終了して、再度必要を感じた時にという方法もあります。